気になる航空国際線オープンチケット徹底解剖
2015年11月24日 クオータビザ手続きこんにちは、インターン生の松本です。今回のテーマは『セブへの直行便と飛行時間について』に関連して国際線飛行機の「オープンチケット」についてです。リモンズでは、永住権取得手続きを目的に渡比されるお客様に搭乗日時変更可能な航空券の購入をお願いしていますが、本記事ではオープンチケットの購入が永住権取得手続きで渡航されるお客様に適しているかどうかを検証します。
オープンチケット購入は、得か損か検証!
オープンチケットとは
オープンチケットとは、『搭乗区間のみ指定し、フライトの予約をしないで購入する航空券』のことを指します。よって、飛行機の座席が空いていれさえすれば、購入時に搭乗日時を決めなくても好きなときに飛行機に乗ることが出来ます。
利用例:
2月2日にマニラで用事があったので以下のチケットを購入(ただ、何日間滞在するか分からない)。
①2月1日成田空港発の往路チケット
②搭乗日付を指定しないオープンチケット(決済日の11月24日から1年間有効)その後、2月4日に予定が終わったので、当日に航空会社に問い合わせ、搭乗を予約したところ難なく日本に帰国することができた(オープンチケットの使用)。
搭乗日時変更可能チケットの購入をお願いする理由
リモンズで搭乗日時変更可能なチケットの購入をお願いするのには、フィリピン独特の文化が関係しています。こちらの記事にもあるように、フィリピンでは突然に休日の日程が設定・変更されることがあります。それ故に、公共機関(移民局や日本大使館など)の業務が停止し、予定した日数ではVISA取得の手続きが完了できないケースも考えられます。
その場合の対処として、[①再度渡航して頂く②滞在期間を延長して頂く]の2つが考えられます。この状況の中でお客様が上記の②を選んだ場合に復路航空便の日時を変更して頂く必要があり、搭乗日時変更不可の航空券では損失が大きくなります。突然公共機関が休みになるなど、日本ではありえないことですが、フィリピンでは受け入れる他ありません。
▼ 過去にお客様が航空券(復路)の日程を変更されたケース
・フィリピン移民局が突然に業務を中止させた以前フィリピン移民局で、VISAを発給する業務が適正に行われていなかったという事実が発覚しました。その際に移民局は業務の見直しのために一時的に全手続きを停止させるという策を取りました。3日ほどで業務が再開されましたが、業務休止期間は「いつ再開されるのか」「今後の手続きに変更点が生じるのか」という事が一切明かされることがありませんでした。
不運にもこの事態に巻き込まれてしまったお客様はフィリピン滞在期間の延長を余儀なくされましたが、オープンチケットをご購入されていたためスムーズに飛行機の搭乗日時を変更することが出来ました。
オープンチケットの注意点について
非常に便利なオープンチケットですが、いくつか注意して頂きたい点があります。普段に飛行機を使われない方には馴染みの無いものですので、ぜひ確認して頂きたいと思います。
[1] 一般的なチケットに比べ価格が高い
機能面で優れている分、必然的に費用は高くなります。ただし、緊急時の渡航直前にチケットを再購入するのに比べると費用自体は抑えることはできます。[2] 利用できる有効期間が決まっている
ANA(全日空)の場合は、「決済日から1年間使用可能」というようにオープンチケットには有効期限が設けられています。その期間でなければ使用ができません。[3] 差額が発生する場合がある
オープンチケット購入時の代金と、航空券の日程を決定した際の渡航費に開きがある際には差額分を追加で支払うケースがあります。[4] インターネット上で購入できない
一番の難点と言える部分ですが、オープンチケットはWEB上では購入することが出来ないケースがあります。ANAの場合、購入は空港窓口か電話での購入となり、その場合に手数料が5400円(税込)かかります。まとめ:一見非常に良くみえるけれど…
オープンチケットというのが、かなり優遇されたサービスであることがお分かり頂けたと思います。ただ費用が一般の航空券に比べ非常に高くなってしまいます。そうなると、オープンチケットを購入するのではなく、一般的な搭乗日時変更可能なチケットを購入するのが賢明だと考えます。
そして次回は、搭乗日時変更可能チケットの購入ついて記した『一度は読んでおきたい「フィリピン航空券購入と注意点」』を更新するので是非ご覧ください。最後までお読み頂きありがとうございます。
大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
- 何故、世界一の永住権?
年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
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付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
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フィリピン5つの魅力とは?
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クオータビザ手続き Airport / CEBU / Immigration / MANILA / Philippine / VISA / イミグレーション / オープンチケット / セブ / フィリピン / フライト / マニラ / 前編 / 国際線 / 文化 / 業務見直し / 永住権取得 / 移住 / 移民局 / 緊急時 / 航空会社 / 航空券 / 飛行機この記事に関連する記事
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この記事を書いた人
- 何故、世界一の永住権?
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会社概要
弊社リモンズは2010年よりフィリピンで唯一の永住権クオータビザ取得サポートエージェントとして、フィリピン政府移民局・退職庁から信頼できるパートナーとして公認を受け運営しております。「日本の将来が不安」「フィリピンに住みたい!」などフィリピン永住権を安全に取得したいとお考えの方のお力になります。2010年よりクオータビザ全日本人取得のうちほとんどの方をサポートする圧倒的な実績を誇ります。2018年よりLimonz Days Inc.に社名変更致しました。 詳しくは会社概要まで。
フィリピン政府移民局公認
クオータビザ発給を管轄するフィリピン政府移民局より信頼できるパートナーとして認定されクオータビザ申請サポートしております。2018年初旬にLimonz Days Inc.に社名変更
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