移住するためには?タイの永住権について
2017年7月26日 フィリピン永住権ニュースみなさんこんにちは、リモンズ株式会社の藤原と野村です。
こちらの記事をご覧になっている方の中には海外移住を考えてらっしゃる方が多いかと思います。
そこで今回は、フィリピンと同じ東南アジアの国であるタイの永住権についてご説明してまいります。野村「藤原さん、タイの永住権にはどのような特徴があるのですか?
藤原「はい、タイの永住権の最大の特徴は、日本人年間100枠のみ、だということです。
しかも、タイ国内で労働許可証を保有している人と、
配偶者がタイ人である人しか取得することができません。
つまり、移住やリタイアのためという理由では得ることはできないのです。野村「そうなんですか。それはかなり厳しいですね。
では、具体的な取得要件はどのようになっているのですか?」藤原「はい、以下のようになっています。
タイ国内で働く人の永住権取得要件
・労働許可証を3年以上保持している
・3年間分の個人確定申告書がある
・年間10万バーツ以上の税金を納め、その上で2年間分の所得申告書
・1か月8万バーツ以上の勤労収入の証明
・学歴や職歴の記された履歴書タイ人配偶者がいる場合の永住権取得要件
・同配偶者との間に子供がいる場合
→2年以上経過した結婚証明書と子供の出生証明書
子供がいない場合
→5年以上経過した結婚証明書・2年間分の1か月3万バーツ以上の収入証明
労働者、婚姻者双方に必要な要件
・無犯罪証明書の取得
・パスポートの原本、およびすべてのページのコピー上記の書類以外で、タイ国に貢献していることを示す証明書、例えば王室に寄付をして表彰された、
タイの子どもたちに学校をつくったなどがあれば有利になります」費用面
野村「ありがとうございます。では。費用はいくらぐらいになるのですか?」
藤原「申請料は7,600バーツ。証明書発行手数料として労働許可証保有の方は約20万バーツ、
タイ人との結婚を理由に申請した人は約10万バーツの手数料がかかります。」
(2017年7月現時点 1バーツ=3.24円)タイの永住権は取るべきか?
野村「なるほど。
では、それらを踏まえて藤原さんは、タイの永住権は取るべきだと思いますか?」藤原「これは私個人の感想ですが、取得する必要はないと思います。
その理由としては、タイの永住権取得のハードルは非常に高いからです。
まず、日常会話レベルのタイ語能力も必須で、
タイ人とコミュニケーションが取れることが前提となっています。
また、永住権申請の受付期間は、毎年11月から1月のうちの約2週間に限られています。
それも、その年の政策次第では受け付けすらないときもあるほど不安定な状況です。さらに、タイで永住権を取得した場合、タイに無期限に滞在することはできますが、
身分は外国人のままですので、働くためには依然として労働許可証の取得が必要です。
永住権を取得して5年以上経つと帰化申請が可能になります。
これが認められ帰化した場合は、労働ビザが不要になりますが、
その際は日本国籍がなくなりますので、日本に行くためにビザが必要になります。これらを踏まえますと、タイの永住権を取得するよりかは、労働ビザやロングステイビザなどの
他のビザを取得する方がいいかと思われます。」
野村「そうですね、しかし同じ永住権でしたら、フィリピンにもクオータビザもありますね。」藤原「そうですね。フィリピンのクオータビザは、”世界一自由度の高い永住権”となっています。
その魅力は、維持する為の条件の制限がほぼない、ということです。
滞在期間の条件や、預託金についても他国に比べてハードルが非常に低いです。
詳細については弊社サイトにて詳しく説明しておりますので、そちらをぜひご覧ください。」野村「タイの永住権取得を考えているみなさん、
フィリピンのクオータビザについてもご検討されてみてはいかがでしょうか?」大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
- 何故、世界一の永住権?
年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
- 問題山積み日本と今後も良好に
付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
- 詐欺はどこに依頼?
- 先進諸外国で永住権取得、必要所持金は?
- 現地に住むからこそ分かる
フィリピン5つの魅力とは?
クオータビザにご興味ある場合に限り「真相を知れる動画を見る」をクリックし、
真相を知れる動画を見る
動画をご覧ください。この記事をシェアする
カテゴリ・タグ
フィリピン永住権ニュース イミグレーション / クオータビザ / コミュニケーション / セカンドライフ / タイ / タイ語 / ピザ / フィリピン / 世界一 / 労働者 / 永住権 / 海外 / 海外移住 / 移住 / 結婚 / 結婚者 / 費用 / 資金 / 退職者この記事に関連する記事
-
リタイアメントビザの念頭に入れておくべき重要な内容
2023年5月18日
-
フィリピンの4連休【海外移住】
2022年10月28日
-
ワクチン未接種者渡比に関して(在日フィリピン大使館より)
2022年10月25日
-
【2022年9月】フィリピン現地最新情報
2022年9月19日
-
人生において住む場所の気候は超重要!?【メルマガより】
2022年8月18日
-
海外ビザで日本人が甘く判断している事(超重要)
2021年9月10日
おすすめの記事
-
フィリピン リタイアメントビザ徹底解説!Part③ 「リタイアメントビザ…
2020年7月13日
-
マカティ・アヤラ博物館の前 芸能人御用 ミュージアムカフェ!
2014年5月13日
-
人生において住む場所の気候は超重要!?【メルマガより】
2022年8月18日
-
今年最終!2018年枠フィリピンクオータビザ個別相談会(個別セミナー) …
2017年11月15日
-
2週連続。クオータビザ合格者7名。
2018年3月23日
-
クオータビザは『脱出方法』大阪在住の保育所経営者T様の声
2017年2月24日
この記事を書いた人
- 何故、世界一の永住権?
永住権ニュース一覧
今話題/人気の記事
会社概要
弊社リモンズは2010年よりフィリピンで唯一の永住権クオータビザ取得サポートエージェントとして、フィリピン政府移民局・退職庁から信頼できるパートナーとして公認を受け運営しております。「日本の将来が不安」「フィリピンに住みたい!」などフィリピン永住権を安全に取得したいとお考えの方のお力になります。2010年よりクオータビザ全日本人取得のうちほとんどの方をサポートする圧倒的な実績を誇ります。2018年よりLimonz Days Inc.に社名変更致しました。 詳しくは会社概要まで。
フィリピン政府移民局公認
クオータビザ発給を管轄するフィリピン政府移民局より信頼できるパートナーとして認定されクオータビザ申請サポートしております。2018年初旬にLimonz Days Inc.に社名変更
フィリピン政府退職庁公認
リタイアメントビザ発給を管轄するフィリピン政府退職庁(PRA)より信頼できるパートナーとして認定。