【フィリピンのネット環境】Wi-Fi設置で不便さ解消
2017年8月25日 フィリピン永住権ニュースフィリピンに移住するにあたって、気になるのがインターネット環境ですよね。
フィリピンでビジネスをされる方にとって、インターネット状況は、考えずにはいられない話題なのではないでしょうか。また仕事が終わった後、家族や友人と連絡を取る際にも、インターネットは必要になってきますよね。
私自身、フィリピンでしばらく生活をしていますが、自宅のネット環境は整っておらず、非常に不便さを感じていました。そこで、とうとう自宅にWi-Fiを設置しよう!と、フィリピンの通信会社PLDTからWi-Fiに関する情報を入手。ということで今回は、フィリピンの通信会社PLDTから直接仕入れた情報をお伝えします。
そもそも、PLDTとは、フィリピンでも最も大きな通信会社で、携帯会社SMARTを子会社として所有しています。
PLDTが提供しているWi-Fiプランには、「居住用」と、「会社用」の2つがありますが、今回見たのは、「居住用」プラン。ただ、「居住用」とは言いながら、プラン内容によっては、ビジネス目的でも問題なく使用することができる容量と通信速度を持っています。(但し、使用人数による部分があります。)
第1ステップ:プラン検討
居住用プランは、大きく分けて、以下の三つがあります。
1. HOME Fiber
2. HOME DSL
3. HOME Ultra1. HOME Fiber_光ファイバープラン
最短で36カ月の契約期間が必要になります。
他2つのプランに比べて、最大通信速度が速いので、Wi-Fiの接続が安定していますが、その分料金も高くなります。
HOME Fiberの中でも、UNLIMITED PLAN(データ使用無制限)と、SPEED PLAN(最大通信速度が速い)の2種類があります。
2. HOME DSL_一般的なデータ通信プラン
最短で24カ月の契約期間が必要になります。HOME Fiberと同じく、UNLIMITED PLANとSPEED PLANがあります。
PLAN1299(月額1299PHP)から、PLAN3499(月額3499PHP)まで、料金に差があり、また料金によって最大通信速度やデータ使用量は異なります。
3. HOME Ultra_使用人数が少ない場合におススメのお手頃プラン
少人数のための、データ容量の少ないプランです。上記2つのプランのような「データ使用無制限」「通信速度が特に速い」などの特典はありません。
しかしその分料金は安く、最も安いものでPLAN699(月額699PHP)といものがあります。このプランは、最大通信速度3Mbpsで、30GBまでデータを使用できます。
※上記プランに加入する際に、サービス料金だけでなく、Wi-Fi送受信装置も購入する必要があります。
サービス料金が高いものの中には、この装置費用が無料のものもあります。
使用可能なプランは、各居住地(コンドミニアム)によって制限されています。わたしが住んでいる、マカティにある、とあるコンドミニアムでは、上記3つのプランのうち、HOME DSLのUNLIMITED(無制限)プランのみ使用可能でした。そこで、HOME DSLのUNLIMITED 1699PLANを設置することに。この1699PLANは最大通信速度5Mbps、データ使用制限なしのプランで、月額1699PHPです。4人程度で使うのに適しています。
どのプランが、どのコンドミニアムに対応しているかは、問い合わせの際に、コンドミニアム名を伝えると教えてもらえます。さて、どのプランを購入するか決めたら、契約申し込みをします。
第2ステップ:契約から設置までの流れ
契約申し込み際に必要になるのが身分証明書です。
労働者の場合、ACR-Iカード/労働許可証を提示すればよいですが、もしお持ちでなければ、会社のIDで代用できます。また、観光者の場合は、観光ビザの提示に加え、サービス料金1年分を先払いしなければなりません。1年経った後は、月々の支払が可能となります。因みに、労働者は1年分先払いする必要はなく、最初の年から月々の支払いが可能です。契約後、住居にテクニシャンが来てWiFi送受信装置を設置してくれます。
契約申し込みから、WiFiを実際に使えるようになるまでに、およそ3-4日かかります。
第3ステップ:もう一歩先へ_これが知りたい!Q&A
Q1. プランのアップグレード、ダウングレードは可能…?
A1. 可能です。まず、ダウングレードする場合、30カ月を超えて使用したのちにダウングレードすれば、かかる手数料は、500PHPのみです。しかし、30カ月未満の使用でダウングレードする場合、その時点で加入しているプランのサービス料金3か月分の支払いに加えて手数料が費用としてかかります。
例えば、HOME DSL UNLI PLAN 1699を12カ月間使用したのちにHOME DSL UNLI PLAN 1299にダウングレードしたい場合、1699×3(=5097PHP)+手数料を支払わなければなりません。
アップグレードの場合は、現時点で使っているプランの解約手数料のみ必要になります。
また、アップグレード、ダウングレード完了には、6-8日を要します。さらに、アップグレード、ダウングレードの回数に制限はなく、何度でも変更することが出来ます。Q2. 契約期間終了前に解約する場合は…?
A2. 加入契約の事前終了の場合、加入者は、契約プランの月額サービス料の3倍(3か月分の料金)に加え、WiFi送受信装置費用の残額を、解約手数料として支払う義務があります。Q3. 契約を更新する場合は…?
A3. 最低期間が満了すると、契約期間は自動的に同じ期間更新されます。最後に
さて、フィリピンのインターネットについて、少しでもご理解いただけたでしょうか。
この記事でフィリピンのインターネット状況への懸念が少しでも晴れれば幸いです。大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
- 何故、世界一の永住権?
年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
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付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
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フィリピン5つの魅力とは?
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カテゴリ・タグ
フィリピン永住権ニュース WI-FI / アップグレード / インターネット / クオータビザ / サービス / ダウングレード / データ使用 / ネット状況 / フィリピン / プラン / 光ファイバー / 契約 / 必要日数 / 手数料 / 料金 / 更新 / 永住権 / 移住 / 設置 / 身分証明書 / 通信 / 通信速度この記事に関連する記事
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