フィリピンの世界遺産、神秘のコルディレェーラ棚田群に驚愕!
2017年6月17日 フィリピン生活の実態公開いざ、出発!
こんにちは、リモンズ株式会社の松本です。
私は今回フィリピンのホーリーウィークを利用してフィリピンの世界遺産の1つがあるバナウェに旅行に行ってきましたので、皆さんに紹介させて頂きたいと思います。
(ホーリーウィークにつきましては、こちらの記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。
【イースターだけじゃない!?】フィリピンのGW、ホーリーウィーク。)
まず、マニラからバナウェまでの行き方ですが、今回はohayami transの夜行バス(往復940PHP)を利用しました。
連休で繁忙期に当たるために臨時の9時のバスに乗って行くことになりました。
早速バナウェへ出発!久々にカメラも持って動画をとることに、夜行バスは満員でした。
助手席はなんと、プラスチックの椅子….
今から、約9時間の移動と考えると、窓際でよかったです…
途中はトイレ休憩が、計4回ほどありました。
結局バナウェに到着したのは朝の7時頃でした。
バス降り場には、予約していたホテル(Half Way Lodge)のお迎えのトライシクルが、ホテルのテラスからの景色もよく、ここでの朝食は格別でした。
素朴な山間の町バナウェ
バナウェの町並みは、素朴な印象で中心街は見て回るのに1時間もいらないぐらいでしょうか。
お土産屋さんがそこら中にあり、あとは地元の人が使う食料品店、学校、教会などだけで、ここにはマクドナルドなどはありません。
町の近くには、バナウェの歴史や棚田の成り立ちを紹介しているミュージアムが2件あり、せっかくきたので歴史についても少し勉強するために訪れて見ました。
最初のミュージアムでは、棚田で使われる農具や地元の人が生活に用いていた高床式倉庫の様な家や独特な生活用品についての展示でした。
もう一方では、伝統的な木彫りで作られた案山子がメインで展示されており、他には家の豊作を祈るための祈祷道具などが展示されていました。
次の日からの、予定は詳しく決めていませんでしたが、棚田を回るトレッキングツアーのようなものには参加したいとは考えていたので、まずはホテルのロビーに常駐しているツアーガイドに値段と内容を聞いてみることに、1日だけのトレッキングツアーで1800PHP…少し高い印象です。
あまり惹かれなかったので、事前に調べていた、公共の観光案内センターへ行って比較することに。
「観光案内センターはどこですか。」とホテルのツアーガイドに聞くと「今日は休みで閉まっているよ。」とのこと、念のため地図を見ながら観光案内センターへ行って見ると、ちゃんと営業していました.
そこから、ホテルのツアーガイドは胡散臭くなってきたのでツアーをお願いするのはやめました。
観光案内センターで最初に紹介されたのが、2泊3日の様々な棚田を巡るトレッキングツアーでした。
聞いたところはかなりアドベンチャーの予感がしたので、気分も乗ってきて、いざ値段を聞いてみると5000PHP!?
内訳は、ガイド料、宿泊費(食事代は別)、税金など,,,
思っていたより高い、地元のガイドがぼったくりの値段を提示しているのかと思いきや、むしろそれよりも高い印象です。
かなり、戸惑いましたが、最後は直感で決めてしまいました。
ただ、ここのガイドさん達はちゃんとガイドのライセンスを持っている人たちで構成されていて、聞いたところでは地元のガイドにツアーをお願いして、道中で追加料金を請求されたりなどのトラブルが起こる可能性があるので、あまりおすすめはできないとのことです。
私の場合は、1人での参加だったのでこの値段でしたが、人数が増えるほど1人あたりの値段は安くなっていきます。
世界遺産を巡るトレッキングツアー
次の日朝7:30にガイドさんとホテルの前で待ち合わせ、どんな人がくるのかとドキドキしていました。
2泊3日山の中を一緒に歩くので、合わなそうな人が来たら嫌だなぁと思っていましたが、「Are you Hideaki?」の声に振り返ると、現地の小さいおばさんが,怖そうな人がこなくて一安心です。
そっそく、トライシクルに乗って、トレッキングのスタート地点にいく前に、コルディレェーラでも有名なスポットで写真撮影をして、
現地の民族衣装を来たおばあさんたちとも写真をパシャり
そこからさらに山に向かって行き、それ以上は、トライシクルが進めないと行ったところで、トレッキング開始!プラ村へ
1日目のはカンブロ村で宿泊する予定で歩き続けましたが、途中でプラ村へ立ち寄りました。
現在プラ村は2つあり、片方は昔の高床式倉庫に似た形の家が残っている方で、もう片方は新しい村でトタンなどでできた家が集まる集落がありました。
新しい村には、学校や小さい診療所などがあるそうですが、今回は寄り道していると日がくれてしまうので、村をさっと見て先を急ぐことに。
ここまで、約4時間ほど歩きました。
道中では、ガイドさんに食べれる植物について教わりながら歩き、実際に食べたりもしたました。
ガイドさんがいると、ただひたすら歩き続けるだけでなく、道中もいろいろな現地の興味深い話を多く聞けます。
カンブロ村へ
1日目は、ここで宿泊しました、プラ村と比べると大き町ですが、山間の小さな町と行った感じです、ガイドさんに連れられて予約されていたゲストハウスへ。
夕食後は、現地の子供達が伝統的なダンスを披露してくれて、最後は宿泊客のみんなと一緒にダンスをしました。
朝は、鶏の鳴き声と共に起床、これが自然の目覚まし時計です。
プラ村から約4時間、この日は合計約8時間ほど歩きました。(途中の休憩含む)バタッド村
カンブロ村から歩いて約1時間半ほどで2日目の宿泊地に到着、前日の距離と比べると拍子抜けした感じは否めませんが、久々のトレッキングで疲れていた足にはちょうどよかったかもしれません。
私はここでの、滞在中に見た棚田が一番のお気に入りでした。
別名、「天国へ昇る階段」と呼ばれているのが納得できる光景で、圧巻です。
フィリピンは綺麗な海だけじゃない
フィリピンの観光地でよく声が上がるのは、セブ、ボラカイ、パラワンなど綺麗な海が目玉のリゾート地が多いかと思いますが、フィリピンには見応えのある山の景色がたくさんあります。
フィリピンの世界遺産は現在9件あり、日本の世界遺産20件と比べると少ないかと思いますが、どれも見応えのあるものばかりです。
まだまだ、日本人で知っている人がまだまだ少ないコルディレェーラの棚田群、1度足を運んで見てはいかがでしょうか。
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