手続き困難、成績悪いと進級不可。厳しく自由なフィリピンの小学校?
2014年4月6日 フィリピン生活の実態公開フィリピンの学校も公立・私立があります
お子さんがいらっしゃる方には、学校についてはとても大きな悩みですよね。
私も、娘の学校選びに関しては、心底悩みました・・・・(泣)
というのも、私が娘を連れてきたのは語学習得の為。
なので、初めから日本人学校は選択肢にはなかったんです。
今は、英語留学という事で、ネット上でも沢山フィリピンの学校が出てきますが、
現地の学校に関する情報は、当時ネット上でも見つかりませんでした。
フィリピンには、日本と同じ様に公立・私立とあります。
私は、正直公立に入った方がたくましくやっていけるかも?と考えた事もあったのですが、
やはり治安を考えると、外国人は私立に入れた方が良いという結論になりました。
治安が悪いという表現は、公立に通っている子供達に失礼な言い方かもしれませんが、
私立でさえも、私物がなくなることが多々あります。
色鉛筆1本1本に名前をつけていても、なくなります。
お金がなくなる事はそうそうないのですが、物がなくなるんですよね。。
なので、公立では環境のあまり良くない場所に住んでいる子供達も通っているので、
正直自己防衛能力に欠けている日本人では、恐らくやってはいけないと思います。
現地では、私立校をプライベートと呼んでいるのですが、
とにかく沢山あります。大小様々で、ほんとに選ぶのに苦労しました。
外国人は手続きが大変!
現地のフィリピン人に頼んでも、初めは日本人学校を勧められました。
見学にも行きました。確かに、フィリピンの日本人学校は綺麗で大きいです。日本と変わりません。
それに比べてフィリピンのプライベートは、やはり建物も古い感じで、それなりの雰囲気です。
何校か見学に行き、娘がココがいい!という学校に決めました。
でも、決めてからが大変です。 何と言ってもうちは外国人。
必要書類が山ほど。普通のフィリピン人は簡単な手続きでOKですし、
授業料も分割できたりしますが、外国人は支払いが大抵一括のみです。
それに加え、ID(I-card)、VISA、外国人登録証、日本の幼稚園にいた在籍証明、
現地の幼稚園の卒園証明、出生証明書の翻訳文、健康診断書….等々
とにかく、これから取り寄せるにはちょっと面倒というような書類が沢山ありました。
特に、日本の幼稚園にいた在籍証明については予想外だった為、それを取得する為に、
日本へわざわざ帰国しました。日本の実家や、幼稚園、現地の友人などに助けてもらいながら、
なんとか手続きを完了させたわけです。
入学してからも大変!勉強できなきゃ落第!!
日本との大きな違いといえば、なんといっても1年経ったら自動的に進学できるわけではない!ということです。
日本の義務教育では、1年経てば成績に関係なく進級しますよね。
フィリピンでは、成績がある一定のレベル(各学校によって異なります)に達していなければ、進級させてはもらえません。
現地は、1年4学期制で、それぞれの学期末に成績表の受け渡しがあります。
親と先生との面談でその成績表をもらうのですが、これが毎回ドキドキなんですよ。。。
今年も無事に進級させてはもらえましたが。。
でも、ある意味しっかりと勉強を把握して進級するので、それはいい制度なのかな?とも思っています。
日本では、勉強についていけていなかったとしても、そのまま進級してしまいますよね。結果落ちこぼれといわれるようになってしまう。。
フィリピンでは、それぞれに合ったレベルで進級していくシステムなんですね。
のびのび育てるのには最高な現地スクール
進級に関しては、上記のような事を聞くと物凄く厳しいように感じてしまうかもしれませんが、
日本の学校に比べてとても自由です。10時のおやつタイムもありますし、トイレに行くのも自由。
授業中に飲み物を飲むのも自由。結構天国な感じです。
規則正しい厳しい学校生活を送らせたいという方には、正直不向きだと思いますが、のびのび自由な学校生活をという方には、
フィリピンの学校はピッタリだと思います。
私の娘に関しては、個性が強い子なので丁度良かったと思っています。
そしてなにより、英語を学習させるには最高な場所です。
日本語を話す子供がいない環境は、初めはとても辛い思いもします。
でも、3ヶ月頑張れれば、子供は英語を身につける事ができます。
子連れで渡比を考えている方には、現地のプライベート校をお勧めします!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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