フィリピンの伝統的な家庭料理、カレカレとは!?
2017年4月20日 フィリピン生活の実態公開カレカレとは !?
※2018年初旬にPILIP JAMからリモンズ株式会社に社名変更致しました。動画の社名が古いものになっております。
こんにちは、リモンズ株式会社の松本です。
フィリピンは少しずつ雨季に近づいており、近頃雨が降る日も少しずつ多くなってきました。
今回は、フィリピンの伝統料理の1つ「カレカレ、kare kare」について紹介してまいります。
まず、このカレカレは見た感じ。ほとんどの人がカレーの味を想像してしまうのではないでしょうか、私も初めて見たときはカレー味を勝手に想像してしまいました。
ですが、実はカレカレ、ピーナッツバターをベースにして調理されており、日本食に親しんだ私たちには理解しにくい組み合わせとなっていますが、フィリピンでは甘めの味付けの人気があるので、そういう意味では納得かなと思います。
中の具材としては、カレカレは牛肉を煮込むことが多く、チンゲン菜やナスなどの野菜類も入っています。
地域や家庭によってはシーフードや豚肉を使ったりすることもあるそうです。
また機会がある時に、友達にカレカレをカレーだといって食べさせて反応を見るのが楽しみです笑
実際の味は!?
では、実際のところカレカレの味はどうなのか!?気になる方も多いかと思います。
そこで、今回の記事作成のために、実際に初めてレストランでカレカレを注文してきました。
今回はこのお店でカレカレを食べました。
→Fry and Bake Modern Bistro Filipino
やはり、見た目はどう見てもカレーでした、味のことについて何も知らなければ、食べた時に舌が混乱しそうなことが容易に想像できます。
ただ、少し匂いを嗅いでみるとやはり、ピーナッツバターをベースにしているだけあって、匂いは甘めです。
みなさんの想像するピーナッツバターの匂いを少しだけ薄くしたようなイメージでしょうか。
恐る恐る一口目を食べてみると、あれ!?想像していたよりも甘すぎず、どちらかというとスープにコクが出て味に深みがあります。
例えると、ごまだれにかなり味は近いようでした。
これは、意外とはまりそうな味でした、今まで食べたことのない味でしたが、ピーナッツバターをつかっているからといって甘みが前面に出ているわけではなく、牛肉が今回は一緒に煮込まれていたのでバランスが取れていました。
日本人に合いやすいフィリピン料理の味
いかがでしたでしょうか、フィリピンには多くの伝統料理がありますが、中でもカレカレはかなり個性のある料理かと思います。
また、カレカレにはサイドにバゴーンと言う、小エビを甘辛く煮込んだものが添えられていてカレカレを食べている時の味に変化をつけるためにもちょうどいいです。
このバゴーンはご飯とも相性がよく、フィリピンの「ごはんですよ」のような感覚で私はご飯と一緒に日頃食べることも多いです。
まだまだ、フィリピンには多くの伝統料理があります、味つけは日本人の口に会いやすいものも多いのでフィリピンに来て、今までフィリピン料理のイメージがなかった人も現地の料理が大好きになって、帰国する人も多くいます。
フィリピンに訪れた際は、是非フィリピン料理を食べてみて、自分のお気に入りを見つけることで、よりフィリピンのことが好きになるかと思います。
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