郵便局は『悪の巣窟』?!フィリピン国際郵便EMS利用と注意点
2015年12月9日 フィリピン生活の実態公開こんにちは、インターン生の松本です。今回は日本からの郵便物をフィリピンで受け取る方法についてご紹介します。実はフィリピンに荷物を郵送するには一定のリスク(紛失・高額な関税など)が発生します。安全に荷物を郵送するためにも、国際郵便を利用する際にはしっかりとした下調べを行うことをお勧めします。
国際郵便の利用方法
日本-フィリピン間の荷物輸送を行う際には、以下の業者が選択肢としてあります。その中で今回取り上げたいのがEMS(国際スピード郵便)です。最も一般的な国際郵送サービスですが、利用する際はくれぐれもお気を付け下さい。
[フィリピンで利用出来る国際郵送サービス]
・EMS(国際スピード郵便)
・FedEX
・DHL
・OCS
・UPSEMS(国際スピード郵便)とは?
EMS[Express Mail Service]とは日本郵便局が展開するサービスで、最も早く荷物を輸送できます。保険が200万円まで付けることや、荷物のトラッキングが可能。日本から125カ国に配送するころができます。
▼日本郵政HP情報:EMS(国際スピード郵便)の場合
マニラ → 2日ほど
マニラ以外 → 9日ほど※日本からフィリピンへの郵送は、最終到着地点に関わらず、全てマニラを経由します。そのため、届け先がマニラ以外の地域の場合は輸送に多くの日数がかかります。
注意点
EMSのサービスは、日本とフィリピンの両公共郵便局を利用することになります。フィリピン側では自宅への直接郵送が出来ないのですが、郵便局に行きさえすれば配送した荷物を受け取ることが出来ます。「郵便局の扱いということは、安心できそうだ」というのが常識的な発想かと思います。しかしフィリピンでは「日本の常識は非常識」と言われるように、その考えはフィリピンでは完全に通用しません。
じつは、フィリピンの郵便局は「悪の巣窟」と言われるほど悪名高き組織として知られています。ネットで調べてみると、「物を紛失された」「法外な関税を請求された」「届いいるはずなのに通知が来ない」などといった被害が多く見られます。今回は、このブログを読んでいる方が国際輸送で損をしないように、弊社スタッフが実際にフィリピン郵便局で遭った被害をご紹介します。
▼ 本当にあった日本人スタッフAさんの証言
ある日、コンドミニアムのアドミンから「NOTICE CARD(通知証)」を受け取りました。これは郵便局に荷物が届いたことを知らせるものでした。記載によると荷持が届いてから30日以内、平日8時-17時までに郵便局(マニラターミナル4近く)に荷物受け取りを行う必要があるとのことでした。
翌日に早速、郵便局に向かいました。8時ころに到着すると13番目の整理券を渡されました。番号が呼ばれて「NOTICE CARD」と本人確認書類(パスポート)を渡して、さらに30分待つと名前を呼ばれ係員2人と荷物の内容チェックを行いました。
内容確認後、係員が再度梱包し私が荷物にサインをしました。その後、さらに20分待つと最後に税金支払用紙を渡されて、会計で支払いをしました。全体で1時間30分ほどで時間がかかりました。
今回で参ったのが、荷物受け取りでかかった時間と費用!日本であればせいぜい10分のところに数倍かかりましたし、平日に空港近くまで行かなくてはいけないのは大変でした。また、私の荷持は古着とジュエリー数個だったのですが、「関税」という名目で6000ペソかかりました!
荷物自体は無事に届いたので良かったですが、たかだかコレほどの荷物に労力を削られたことは骨が折れました。今後は絶対にフィリピン郵便局を介さない運送業者に荷物の配送を頼もうと思います。
最後に
フィリピンには働き者で勤勉な人がたくさんいて、世界的に活躍している人もいます。それでも日本人がフィリピン人を「怠惰」であるイメージを持ってしまうケースがあるのは、一部のフィリピン人の振る舞いの悪さがあります。(日本人も同様ですが、)
フィリピン郵便局では悪しき習慣が残っており、日本人が期待するようなサービスを受けることは難しそうです。大切な荷物を国際郵送する際には、どこの業者を利用するのか、しっかり吟味してから決めたいですね。
大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
- 何故、世界一の永住権?
年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
- 問題山積み日本と今後も良好に
付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
- 詐欺はどこに依頼?
- 先進諸外国で永住権取得、必要所持金は?
- 現地に住むからこそ分かる
フィリピン5つの魅力とは?
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フィリピン生活の実態公開 CEBU / EMS / Notice card / Philippine / アドミン / コンドミニアム / ジュエリー / トラッキング / ネット / パスポート / フィリピン / マニラ / 古着 / 国際郵便 / 悪の巣窟 / 注意点 / 郵便局 / 郵送 / 関税この記事に関連する記事
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会社概要
弊社リモンズは2010年よりフィリピンで唯一の永住権クオータビザ取得サポートエージェントとして、フィリピン政府移民局・退職庁から信頼できるパートナーとして公認を受け運営しております。「日本の将来が不安」「フィリピンに住みたい!」などフィリピン永住権を安全に取得したいとお考えの方のお力になります。2010年よりクオータビザ全日本人取得のうちほとんどの方をサポートする圧倒的な実績を誇ります。2018年よりLimonz Days Inc.に社名変更致しました。 詳しくは会社概要まで。
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クオータビザ発給を管轄するフィリピン政府移民局より信頼できるパートナーとして認定されクオータビザ申請サポートしております。2018年初旬にLimonz Days Inc.に社名変更
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