カトリックの芸術・パオアイ教会
2018年7月26日 フィリピン生活の実態公開フィリピンがスペインの植民地だった時代、ルター、カルヴァンなどによる宗教革命の影響でプロテスタントの勢力が次第に強くなり、カトリックの権威が失墜していました。
宗教と国力が深く結びついていた当時のヨーロッパでは、宗教の信用は国力をも左右し得る、大切なものでした。特に、労働の結果として得た貯蓄は正しいものとするカルヴァン派は、当時の商人を中心に大変人気があり、経済を支える商人がカルバン派を支持する神聖ローマ帝国の領邦に逃げていってしまい、カトリックの国々は経済的にも苦しくなっていきました。
そのような中、スペイン、ポルトガル、イタリアなどのカトリックの国々ではプロテスタント勢力に対抗しようと、カトリックを再復興させようという運動が起こっていました。
それがスペインによるキリスト教のアジア地域での布教でもあり、バロック芸術の誕生でもあります。
そのような歴史的背景から、スペインは植民地支配と布教活動に力を入れ、現在、フィリピンのカトリック教徒の人口はブラジル、メキシコについで世界3位であり、カトリック教徒の人口は全人口の80%を占めています。
そのような歴史が色濃く現れているのが、マニラから北に270km地点に位置するパオアイ教会です。
大自然に囲まれた中で、絵画、彫刻など、ありとあらゆるものが互いに溶け込みあったバロック式の教会は、首都マニラから少々離れた場所にありますが、フィリピンを代表するこの教会はユネスコの世界遺産に登録されており、毎年観光客の足が絶えません。
この教会は実際に中に入ることもでき、バロック独特のモザイク画で描かれた装飾を楽しむことができます。
いかがでしたでしょうか。
フィリピン人は自国の歴史にとりわけ詳しく、フィリピンの文化、歴史的背景を知るということは、フィリピンの生活の実態を知ることに繋がります。これからも、フィリピン、マカティに滞在しいるからこそ分かる現地の情報をお伝えして参ります。
次回もお楽しみ下さい。
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