フィリピン・マニラでの実際の生活費は?移住する前に知っておきたいマカティの実情を大公開!!
2018年5月23日 フィリピン生活の実態公開こんにちは、リモンズの末次です。フィリピンは現在暑期(5月)。6月からは雨季に入ってまいります。日本にお住まいの方からすると東南アジアの国はどこも気候が同じと考えがちですが、実はフィリピンはバンコクなどと違って湿気が少なく、気温が高くても比較的生活しやすい所が良い点です。
さて今回はフィリピンの「生活費」に関してです。フィリピンに移住を検討している、あるいはすぐの移住ではないが、ある程度ざっくりとしたフィリピンの金銭の感覚だけでも把握しておきたい場合に参考になるかと思います。今回は、ずばり「衣・食・住」に関して言及していきます。
現在、フィリピン・マカティに実際に住んでいるから分かる現地の人の動向もお伝えしていきます。
フィリピンの【衣料・服】
まずは「衣・食・住」の「衣」です。フィリピンで衣服を購入する場合、安いもので、Tシャツが100ペソ(200円)なんかで購入できてしまいます。が、安かろう悪かろうな点は否めません。
私も、以前100ペソ(200円)の服を購入してみたのですが、1度洗濯しただけで、その服はヨレヨレになったほどです。一般的な品質のTシャツですと300ペソ(600円)あたりが平均的な価格です。日本と比較した場合、格安に抑えることが可能です。
先日、マカティから北東に約10kmの場所に位置するマニラ市のチャイナタウンに行き、「ナイキのシューズ」を見つけました。価格が、500ペソ(1000円)。本物かどうかは、価格を見れば一目瞭然なわけですが、加え細部を見れば明らかです。ただ試しに購入してみたのですが、今のところ1ヶ月経っても、特に問題もなく使えております(笑)。
もし、フィリピンの一般的なショッピングセンターで、Tシャツやジーンズ、シューズを購入する場合、3000ペソ程で、十分なクオリティとデザインのものを手に入れることができ、日本と同じ品質やデザインで比べるとフィリピンの方が日本の2分の1程の価格で衣類を購入できます。
ただ、フランチャイズである「H&M」や「ユニクロ」や、日本でも有名なブランドは価格設定は同じ、というかフィリピンの方が若干高いです。現地の方からすると、「ユニクロ」は、少しお高めのブランドという位置づけです。無印良品も進出していますが、明らかに日本より高い値がついています。昨今、ユニクロの出店ラッシュの凄さを感じます。大きなショッピングセンターには、大体ユニクロが出店しています。
続いて、洗濯の事情に関しまして。街のそこらじゅうに洗濯屋があり、1kgあたり、28ペソ(56円)程で洗濯から乾燥までしてくれます。私が住んでいるコンドミニアムでも、洗濯物を抱えているフィリピン人の住人をよく見かけます。また、直接、お部屋の掃除、洗濯を全て請け負ってくれるサービス業者もあり、スタジオタイプ(日本でいう1room)のお部屋だと500ペソ、1BR(2DK)だと1000ペソほどの安価な価格にて依頼することが可能です。
フィリピンの【食事】
海外で生活する上で重要なのが「食」です。「食」は健康に直結する為、安く済ませれば良いわけではありません。毎日外食でも良いと思いますが、自身の口にいれるものは全て確かめたい、という自炊を検討される場合もあるかと思います。
フィリピンのお米は、1kg当たり、50ペソ(100円)ほど。日本では、1キロ当たり400-500円程が平均的な価格ですので、およそ、4分の1の価格です。実はフィリピンは無類のお米好きな国民です。日本人よりも多くお米を食べているのは間違いありません。なんせ、ケンタッキーやマクドナルドでも、通常、ハンバーガーを食べますが、なんと、ハンバーガーのパンの代わりにご飯を主食に食べているんです。これはフィリピンならではの光景だと思います。スーパーでの品揃えは、肉、魚、野菜、大体、欲しい食材は手に入れることが出来ます。ただ野菜の種類・鮮度は、やはり日本のものより落ちます。また、日本のお米を購入する場合、日本より少し高い価格にはなります。
パスタは、1kg当たり50ペソ(60〜100円)で購入することが可能です。
自炊すると、一食分が60〜100ペソ(120〜200円)あたり、下記が私と友人が作った手作り料理です。この時は、近所のスーパーで、どれだけ安く作れるか挑戦してみたところ、白菜を1株20ペソ、ほうれん草が5房ほど入って30ペソで、お野菜も日本の3分の1程でした。今回買ったベーコンは200gで150ペソ(300円)、日本では同じ量なら、どんなに安くても400円程にはなりますね。下記写真のボリュームでパスタと野菜、ベーコン、ソース等入れても1人前70ペソ(140円)で作ることができました。
さらにリアルフィリピンを感じる為に、屋台を経験されて見るのも良いかもしれません。ご飯と1品おかずがついて、40〜80ペソ(120〜160円)で食べることができます。種類も豊富ですが、フィリピン料理はお肉中心の料理が多いために、気をつけておかないと、野菜不足になりがちに。残念ながら、屋台で判断されているものはできあいの為、味は中国やタイなどに踏ん張りが上がると思います。
私は、毎日屋台でフィリピン料理を食べているのですが、たまに日本食が恋しくなります。そんな時にマカティには日本食レストランが数多くあります。「リトル東京」という、日本食レストラン街があり、マカティの中心地にある「レガスピパーク」から徒歩5分ほど。私も週に1度は日本食を求めて食べに行きます。
マカティに住んでいる日本人の方が集まっているのではないか、と思うほどで、リトル東京にいくと、普段街中ではあまり見かけないのですが、多くの日本人が集まる場所でもあります。1食200-300ペソ(500-600円)程で、「ハンバーグ定食」「煮魚定食」の様な昭和の日本がここにあり、日本食で困ることもないと思います。
フィリピンの【住居】
そして、最後に「住」についてお話ししたいと思います。マカティの家賃相場は、単身者向けのスタジオタイプが、月々20,000〜40,000ペソ(40,000〜80,000円)当たりで、東京都の渋谷区の平均家賃が98,000円程で、東京の家賃と比較すると、2倍以上高い感じがします。
日本でしたら、プール付き、24時間ロビーに警備員がいる物件は、億ションになると思いますが、フィリピンでは、普通のコンドミニアムにも、プールやジムを併設しているのが当たり前で、居住者は自由に利用できます。日本の方は「治安」を心配される場合も多いかと思いますが、ほとんどのコンドミニアムのロビーには24時間警備員がいるのも安心なポイントかと思います。
続いて、電気代ですが、これは日本とほぼ一緒です。フィリピンの物価から考えるとは、若干高いです。大体、一人暮らしの男性で、月々1,500〜2,000ペソ(3,000〜4,000円)です。その代わり水道代は安く、月々100ペソ(200円)程です。
上記はあくまでフィリピンの都会の生活費ですので、地方にいけばもっと安価に生活が可能です。当然、日本よりも安価に、ラグジュアリーな生活をおくることが実際に可能です。
今回は実際にマカティに住んで分かったフィリピンの「衣・食・住」に関してご紹介しました。少しでも、フィリピンのリアルな生活を把握して頂けたら幸いです。
リモンズでは、住まいのサポートも行なっております。フィリピンのことでお役に立てれば幸いです。
大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
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年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
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付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
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- 現地に住むからこそ分かる
フィリピン5つの魅力とは?
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