英語は本当に通じるの?フィリピンの公用語の実態
2017年1月16日 フィリピン生活の実態公開皆さんこんにちは。マニラのDe La Salle Universityに通いながらリモンズでインターンをしている大武です。
<タグリッシュ―英語とタガログ語が混ざった言語?―>
フィリピンへの移住を考えられる際に、英語が公用語の一つであることも大きなポイントとして考えられるのではないでしょうか。
みなさんご存知の通り、フィリピンの公用語は英語とタガログ語ですが、基本的に日常会話はタガログ語で行われます。(街の標識や注意書きなどはタガログ語と英語半々です。)
日本語を話す際、カタカナを使わないことが意外に難しいように、フィリピン人の言葉も完璧にタガログ語か英語のどちらかで成り立っているわけではありません。
フィリピン人同士の会話を聞いていると、タガログ語で話していても、英語が聞こえてくることがしばしばあります。このように、タガログ語と英語を混ぜながら話される言葉をタグリッシュと言います。(タガログ語70%英語30%)<この立派な建物はいったい…?>
この建物実は、フィリピンの中でも学費が3本の指に入るほど高く、お金持ちの通う学校として有名な、デラサール大学の校舎の一つです。
授業はほとんど、英語で行われており、プレゼンテーションやディスカッションも基本的に英語です。クラスで何人かはタガログ語があまり話せない学生もいます。この大学の生徒の場合、英語で発言している最中にタガログ語が混ざることがあります。上で述べたタグリッシュとは言語の割合が逆になります。(タガログ語30%英語70%)
デラサール大学の生徒は、タガログ語よりも英語が優勢の人が多く、ローカルな人の会話を理解できなかったり、タガログ語で書かれた新聞記事を理解できなかったりします。私の知る限りでは、彼らの英語のリーディング・リスニング・スピーキングスキルは非常に高いです。
ではなぜ、彼らは英語が優勢なのか、これはあくまで私の考察ですが、彼らの初等教育から高等教育までに原因があるのではないかと思っています。というのも、公立学校はレベルに差があるらしく、確実に英語を身に着けるためには私立学校かインターナショナルスクールに行くことが多いそうです。もちろん、学費は高額になりますから、必然的に富裕層の子供がそういった教育を享受することが出来、大学にも進学するというサイクルが出来上がっているように思われます。こういったことを考えると、英語に長けていることが、ある意味お金持ちの象徴にもなり得ます。
一方で、タガログ語というアイデンティティの消失ともとらえることができるかもしれません。<結局、フィリピンで英語力はどの程度必要なの?>
フィリピンでの公用語についてお伝えしてきましたが、英語はもちろん、現地の言葉ですら、習熟度のに差があるようです。しかしながら、簡単な英語ならお年寄りから子供まで理解してくれるのがフィリピンです。日本語訛りの英語であっても、単語だけであっても、たいていの人が理解しようとしてくれます。また、多少タガログ語の訛りもありますが、ネイティブスピーカーよりもゆっくりはっきり話してくれる人が多いので、コミュニケーションがとりやすいのではないかと思います。
インターンをしていて現地スタッフと業務内容について話す機会はもちろんあり、最初はお互いの英語に慣れることが必要でしたが、日本人の使用する英語に多く触れてきたスタッフたちなので、英語での会話に関してストレスを感じることはあまりありませんでした。
<冬はフィリピンで”デュアルライフ”を!?>
新しい年が始まるとともに、日本では冬の寒さがいよいよ本格化してきたのではないでしょうか?実は日本が真冬を迎える12月から2月ごろ、フィリピンは1年で最も過ごしやすい時季を迎えます。気温は約25度から30度の間で前後し、湿気が少なく、朝晩は半袖にパーカーでちょうど良いくらいの時もあります。
みなさん、デュアルライフという言葉をご存知でしょうか?2つの地域に拠点を持ち生活するライフスタイルという意味です。
フィリピンでの生活を考える際に、魅力的な要素は、フィリピン人のあたたかな人柄や、公用語が英語であることに加え、実はとても過ごしやすい季節があることも隠れたポイントです。フィリピンに移住するのではなく、日本が寒い冬の間だけ、暖かい南国で過ごすという自由なライフスタイルもフィリピンなら実現可能です!
フィリピンはもともと多言語国家ですが、公用語ですら、人によって差があり、考えてみると奥が深そうです。
英語だけでなくタガログ語も学んでみると、さらに楽しいフィリピンライフがあなたを待っているのではないでしょうか?大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
- 何故、世界一の永住権?
年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
- 問題山積み日本と今後も良好に
付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
- 詐欺はどこに依頼?
- 先進諸外国で永住権取得、必要所持金は?
- 現地に住むからこそ分かる
フィリピン5つの魅力とは?
クオータビザにご興味ある場合に限り「真相を知れる動画を見る」をクリックし、
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フィリピン生活の実態公開 フィリピン、英語、タガログ語、Philippines、English、大学、言語、クオータ、ビザ、生活、ローカル、インターン、移住、マニラ、PILIP、ピリップ、日本語、フィリピン人、Tagalog、コミュニケーション、タグリッシュこの記事に関連する記事
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